東京那須 [旅・建築]
すっかり秋らしい日差しと空気、食べ物も
キノコや秋茄子など、美味しく感じられます。
先日お米を炊く土鍋を落としひびが入ってしまい、
本体を買い足そうか迷い、試しに炊いてみたところ、
まだまだいける。食欲の秋。現役で活躍中です。
シルバーウィーク、
那須へ出掛けました。
前日東京入りが夕方4時半近く、
18時まで開館の庭園美術館へ。
改修後、美術館自体を見せる展示。
美しい。
翌日那須へ。
まずは鹿の湯。湯気をはきだすための高窓からなんとも神々しい光があふれる温泉。
木でできたプリミティブな建物。
その後二期倶楽部へ。
レストラン予約ギリギリで本館からレストランまでの道順を、
急いでいたためつい、走ってた掃除のおばさんをつかまえて聞いたのは
ぶしつけだったはずなのに、
顔色一つ変えずに、一瞬考えを巡らせたあと、
丁寧に教えていただきました。
この行き届いたサービスが二期倶楽部を支えているのだなぁと、
しみじみ感じました。
デザート。食べるのがもったいなくて、思わず写真におさめる。
ちょうどチェックアウト直後の時間だったこともあり、
新しいコテージタイプの客室を、見せていただいた。
以前訪れた際は、本館を拝見しており、本館とはまた異なる、
軽快な空間や環境づくりを感じました。
こちらは本館。ライブラリーやカフェ、朝食や夕食を楽しめる
レストランが併設されています。
最後に、建築家 丸山弾さんの那須の家を拝見しました。
また写真をろくに撮っていません。
目の前にいる方の「作品」であり、施主様の「所有されているもの」とあらば
何だか気安く写真を撮ることをはばかられてしまう・・。気が小さい人間です。。
初めてお会いした丸山さま、とても気さくでお施主様とのエピソードなど
教えていただきました。
雑木林の中の浮遊感溢れる空間、居心地良かったです。
神戸散歩 [旅・建築]
新神戸に新しくできた、竹中大工道具館へ。
ディティールのそこここに、ただならぬ「もの」へのこだわりを感じました。
昔大変お世話になった建築家が竹中工務店の御出身で、
やはりただならぬディティール、納まりを常にされていた方だったので、
何だか久しぶりにお会いしたような、そんな気持ちになりました。
その後芦屋散歩。
建物を見ているだけで楽しい。
整理された開口部の高さ・大きさを持つ建物。
門扉の向こうの豊かな気配。
旅をすると、仕事に追われているときには気付かない角度から
仕事を見直すことができたりします。
みちくさが思わぬ気付きをもたらすことを再認識した時間でした。
ウォルフガング ティルマンス展 [旅・建築]
少し遅れた帰省をしてきました。
道中、国立国際美術館で開催中のウォルフガング ティルマンスの写真展に寄り道しました。
昔初台のオペラシティアートギャラリーでの展示に初めて訪れた際、
高い天井の展示空間を最大限に使った、迫力ある展示に圧倒されました。
展示の構成の仕方、写真の見せ方がものすごく上手くて、
今回はどんな風だろうかと楽しみに訪れました。
国立国際美術館は天井がそれほど高くないですが、
今回もやはりリズミカルな配置。
画鋲を壁にさし、そこにクリップを引っ掛けて、作品を吊るすという、とても簡単な展示方法。
空間に対し、作品が多すぎず、少なすぎず、配置は不規則なのに、まとまっている。
余白のつくり方が上手だから、でしょうか。
特別なものを撮っているわけではないのに、とびきり楽しい展示、次回があると嬉しいです。
住宅の佇まい ホテルオークラ東京 [旅・建築]
先日住宅の佇まいを確認したくて、
とある建築家さんの手がけた住宅をめぐり歩きました。
ほとんどが東京都内でしたが、
東京、暑かったです。浜松と気温が2度くらい違う気がしました。
通りがかりの建物。
建築家に設計の依頼をするクライアントさんの敷地選びも実に興味深いです。
どんなに狭い土地でも、近くにお寺があったり、目の前に畑が広がっていたり、
心のよりどころとなる敷地選びを感じました。
自宅を建てるべく土地探しをしていることもあり、学ぶことが多かったです。
ホテルオークラに一泊しました。
奈良へ。 [旅・建築]
京都で同じ大学だった先輩のオープンハウスに、奈良へ。
緑に取り囲まれたとても素敵な敷地に、仕事場と住まいを設計されていました。
知り合いの方のオープンハウスは、パシャパシャ写真を撮るのが何となく憚られます。
今回もろくに撮ってません。
偶然の友人、以前お会いしたけど今回初めてお話しした方、
先輩と繋がる色々な方と、お話しさせて頂き、とても楽しい時間でした。
その後、設計者にお薦めの建築を教えていただきながら、奈良めぐり。
まずは国宝秋篠寺へ。
門より本堂に至る道すがら、びっしりと生えた苔の中に樹木が林立しており、
本堂からはそれが見事な借景になっていました。
秋篠の森。
その後市内を南下し、十輪院、元興寺へ。
スケール感がとてもよかったです。
さいごにくるみの木で遅いランチを頂きました。
秋篠寺でうぐいすが鳴いていました。
とても品のある美しい鳴き方。
浜松ではこんな風にはいきません。
文化度の違いがこんなところにも出るのかと、
ちょっと切なくなりました。
国登録有形文化財 吉野屋の見学会 [旅・建築]
広島 津和野 甲賀 津 [旅・建築]
大型連休に車で遠出をするのは実は初めてで
予想以上に道路が混んでいました。
広島市の風光明媚なところにあるkantyukyoにて
大学の先輩であり、素描家として活躍されるしゅんしゅんさんに会いに。
いくつもりが渋滞で一時間半遅れ。
そこから島根県の津和野市のお宿へ。
こちらはもともと建具屋さんの家屋を宿泊施設として、再生させたものです。
床の間がある8畳の座敷と続きの10畳の間は、
昔玄関脇の作業場として使われていたとは思えません。
キッチンと、セカンドリビングのような贅沢な空間。
寝室は別に6畳と板の間があるたっぷりとした空間。
お風呂は檜風呂。
これらが、中庭を囲み、配置されている。
この地域は中庭文化で、どこの家も、中庭から採光や通風を確保していたとのこと。
外の目を全く気にせず、とても落ち着きました。
設計は大学の同級の友人です。
御興味のある方はこちらへ
http://tsuwano-stay.jp/
その後、2度目のミホミュージアム
バーネット ニューマン展へ。
鎌倉 伊東 静岡 [旅・建築]
建築家 堀部安嗣さん設計の集会所で行われる講演に参加するため、
久しぶりに車を東へ走らせました。
多くの方が訪れており、語らいあう、まさに集会所として、早速機能していました。
解説をしていただくと、建物がぐんと身近に感じます。
この感覚は、専門家であろうとなかとうと、同じような気がします。
偶然実家の古民家を数年前改築していただいた、
神家昭雄先生にもお目にかかれて
談笑させていただく。
以前先生の岡山のアトリエを訪れたことがあり、
古民家とはまた異なる魅力にすっかりとりこになったことをお伝えしました。
その後周囲を散策し、久しぶりの友人と美味しい食事を戴く。
翌日は、伊東の風光明媚な場所にある壺中天(本とコーヒー)へ。
設計はアトリエワン。
途中岡田哲史設計の別荘の前を通り過ぎる。
伊豆半島の、海岸沿いの道路から山中にそれると、植物も
まるで高原を思い起こさせるブナやコナラといった、広葉樹の雑木林へと変わる。
その後、静岡県立美術館で行われる篠山紀信展へ、。
今すぐ動き出しそうな人物の迫力ある作品の数々を拝見。
新緑がとても綺麗な旅でした。
寿や 観音寺店 [旅・建築]
朝から国道で恵那寿や 観音寺店へ。
設計 竹中工務店
むくりのある屋根
おにぎり型のテーブルが人と人、人とお庭のよい関係を作っています。
のんびりした雰囲気だったのでスケッチ。
その後 ギャルリももぐさへ。
森北伸さんの展示と、
花粉症用マスクのガーゼを求めて。
お昼ごはんも頂く。
独身の頃 富ヶ谷の本店の通り沿いに住んでいたため、
馴染み深いパン屋さん ルヴァン。
その信州上田店の天然酵母パン3種盛りと季節のおかずを頂く。
偶然相席になった方は、
県内の子供用の図書館にお勤めの方。
一人で来たもの同士、色々お話をさせて頂き、
楽しい食事の時間でした。
一番好きな絵本、聞いておけばよかったと
帰り道思う。