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浜松 建物探訪 [旅・建築]



今日は堀部安嗣さんが浜松市内に設計された住宅と医院を外から
ちょっとだけ拝見しました。

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堀部さんの作品は、
鹿児島県の
南の家
ある町医者の記念館

都内の
調布の家
砧の家
玉川田園調布共同住宅
KEYAKI GARDEN
ひねもすのたり

ちょっと足を伸ばして
牛久のギャラリー

などをこれまで訪れたのですが、
控えめで上品な佇まいや、室内の光の絞り方、素材の選定、
スケール間などが素晴らしい建築家です。


やはり控えめで美しい佇まい。
砂埃や風、車文化といった土地特有の物事に対する答え等が
今月の住宅特集に綴られており、実際の様子を拝見しました。
浜松に堀部建築がやってくる日が来るとは・・。
ファンが益々増えそうな予感です。

東京、千葉 [旅・建築]



12月中旬。
色々と廻りたい場所が積もり積もっている東京へ。

まずは目白へ。

和菓子屋さん「志むら」の少し先のギャラリー「fuuro」、
偶然見つけましたが、雰囲気がとても良かったので入ってみました。
ちょうど二階堂明弘さんの展示。ご本人も在廊されているも、
目的地がまだたくさんのため、気になりつつギャラリーをあとにする。

結局帰宅してから改めて作品購入をお願いする始末。

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なぜか毎回訪れてしまう恵比寿ガーデンプレイス。

翌日は、千葉まで足を延ばし、川村記念美術館へ。
五木田智央さんの展示へ。

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池には白鳥がおり、穏やかなしぐさが心を和ませてくれました。

紅葉の京都へ [旅・建築]




学生時代を過ごした京都へ観光がてらに訪れるのは
小学校の修学旅行以来かもしれません。

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清水寺からの眺め

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無鄰菴(山県有朋の別荘)の庭園。
先すぼまりの三角形の敷地形状に対し、
庭園として広がりを持たせるため、どのような工夫がなされているか、
お抹茶をいただきながらご説明いただきました。

1日目は、親戚と紅葉を楽しみながらの法事、
2日目は、読書好きの主人のため、京都のとっておきの?
本屋さんめぐり。

訪れた場所 
清水寺
ギャラリー遊形
恵文社(書店)
旧立誠小学校
無鄰菴
佳水園
Roji
大龍堂書店
など


竹原義二先生の講演会 [旅・建築]



昨日、浜松は奥山の方広寺にて、
大阪を拠点に活躍されている竹原義二先生の講演会に参加してきました。

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方広寺はそろそろ紅葉の始まり。
樹齢200年はしそうな杉の木を窓の外に、講演会は始まった。

竹原先生といえば、自然素材を大胆に用いた、
ディティールの集結のような重厚な空間、
一つ一つの作品における、空間配置の細やかな工夫などを、
雑誌や書籍を通して拝読し、正直、講演会のテーマ「賃貸のリノベーション」とは
一番遠いところに居る方、というイメージがあった。

しかしながら、浜松で、リノベーションの可能性を、地元の建設会社と探り、
関わられた物件では、改修前は全て空室だった1階が、
改修後には満室になった というエピソード。

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小さなことでも、できることに取り組み、
そして着実に成果を出していくこと。
巨匠と呼ばれる人の誠実さを目の当たりにし、
居住まいを正す気持ちになった一日でした。

お料理は精進料理 「うなぎ弁当」
うなぎの味と見かけを再現するよう
これまた丹精こめて作られていました。

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帰りにしばし先生と言葉を交わすこともできて・・
よい一日でした。

「京都サロン」とリュートのしらべ [旅・建築]




今日は京都まで
松彦建設工業さんの「京都サロン」(建築家 伊礼智さん設計)
を見学に行ってきました。

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伊礼さんの「標準納まり」
拝見してきました。

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松彦建設さんはもともと左官屋さんだったからか、
室内の壁天井共左官で塗りまわしたり、見ごたえのある仕上げでした。

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小さい家のなかに色々な「居心地いい」がつくりこまれていました。





その後、伊賀のカフェ ノカへ、つのだたかしさんのリュートの演奏を聴きに行きました。
つのだたかしさん とっても気さくな方で
身近に感じられるコンサート リュートの調べ 素敵でした。

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掛川 柴田牧場 磐田 鈴木コーヒー焙煎所 [旅・建築]



こんにちは。

今日はしばちゃんランチマーケット 柴田牧場へ
秋晴れのよいお天気の中出かけてきました。

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マーケットの建物は浜松のアトリエ樫さんの設計だそうです。

あっけらかんとしたつくりながら、
鉄骨の束およびフレームの上に置かれた、小豆色の建物は、
さながら移動式マーケットのように軽やかでした。

2つに分かれたブロックのすきまに階段があり、そこをのぼると、
テント生地(でしょうか)の庇がかかる屋外テラスに出ます。
テラスの低めの庇に促されるように、視線は自然に、
目前に広がる川面の水のきらめきへと映ります。

その場の気持ちよさを訪れた最初に体感できる仕掛け。

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対岸より。

家族連れや若いカップルで、まだお昼前というのに、大賑わいでした。
ソフトクリーム 美味でした。


牛舎も見学可とのことで覗いてきました。

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鎖につながれておらず、自由に歩きまわれるためか、
牛さんの目が生き生きしていました。

その後、ならここの湯 後、
ねむの木こども美術館 どんぐり へ。

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展示中の絵画作品はとても良く、見入ってしまいました。

建物の設計は建築家 藤森照信さん。


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道路工事中。ぞうさんや、かえるさんや、魚さんや、ぺんぎんさん。
いろんなタイプがあるんですね・・。

で、その後向かったのが、スズキコーヒー焙煎店。
こちらも設計はアトリエ樫さん。

店内は明るさを抑え、正面の壁のみ漆喰?でしょうか、白壁で、
他は木製で渋めの色になっています。

明るさ・音楽・席の密度・コーヒー・お菓子と
それぞれ良かったのですが、
特に本。距離感。とても心地よかったです。

置いてあるたくさんの本は、好きなものを読んでもよいとのこと。
2008年の「住む」を選ぶ。
大好きな建築家 堀部安嗣さんの平屋の住宅、また
先日訪れた林芙美子記念館、
増沢洵さんのコアのあるH氏の住まい など。

主人も相当に好みの本を多く見つけることができたようで、
本棚の周りを回っては何か見つけてきて読んでいました。

席の配置。
カウンター席とテーブル席との間に本棚があるので、
それぞれの席の間にはほどよい距離感がある。
また、テーブル席も、窓際の席と、そうでない席との間に袖壁があり、
個々がゆっくりとくつろげるようになっている。

最後にお会計を済ませ、外に出たときにもうひとつ。
建物と道路との間に、店名を記したコンクリート?の小壁があり、
お店を出て、外壁沿いのベンチに腰を下ろすと、
その姿が道路から見えにくくとても落ち着く場所になっている。

こういう場所をさらっとできるのはすごいなぁ。

と、長々と言葉だけで書きましたが、
本を一生懸命読みすぎて、
写真など撮ることをすっかり忘れていました・・。

グアテマラ を購入、帰路につきました。

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充実した一日でした!


2010年12月 天橋立 文珠荘 [旅・建築]



4年前 文珠荘へ。

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吉村順三設計の、天の橋立にある旅館です。

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スケールがやっぱりよかったです。
当時の手帳を見ると浴場のスケッチのところには、
「(湯船の深さについて)肩が少し出る程度の高さ(深さ)がいい」とか、
客室の洗面所の採光についてのメモなど
見ているとその時の様子を手に取るように思い出すことができます。

ちゃんとメモをとることも大事だなと、
改めて思う次第です。

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店舗と違い、ゆっくりと体験・体感できるところが、旅館は良いですね・・。
店舗と違い、気安く何度も入ることは難しいですが・・・。

こちらは虎屋菓寮京都一条店。

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2009年冬 バリ [旅・建築]




当時スパ併設の小さなホテルの設計担当をしており、
外国からも来訪者があるホテルを経験するため、
バリ島 アマンダリを訪れたときの様子を、記録として・・。

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各ヴィラへの通路
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各ヴィラ入り口

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ヴィラ玄関

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ウェルカムフルーツ

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テラス

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2F寝室ヘッドボード

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2Fからの眺め

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半屋外のフロント

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共用部レストルーム

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スパ

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ホテル内レストラン



アマンキラ
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帰省 京都 [旅・建築]



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兵庫の実家にて。ほほえましい風景。

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早く自分の家で、食べるものを育てられるようになりたいです。

実家にあった京都のガイドブックを何気なく手に取ると、
大原の寂光院が載っている。
2000年火事で本堂が焼けてしまったのですが、その後復元されており、
ずっと行きたかったので、行ってみることに。

京都駅よりバスで約1時間の行程も、鴨川を眺めていると、あっという間でした。
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寂光院
石段がとてもきれいでした。

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来迎院。
ガイドブックより、プロポーションが美しいことが見て取れたので、
実物を見に。
大原のお寺の中でも、奥の方にありますが、
清流 呂川沿いの曲がりくねった坂道も楽しく
良い運動に。

4方を半間の縁で囲み、前方に、参拝者のためか、一間の奥行きがあり、柱は2.1m位の、
ちょっと割り切れるか分からないような寸法で配置されている。
日本建築史図集にざっと目を通しても、似たような平面は見当たらない。
どっしりとした屋根が建物に安定感と力強さを印象付ける建物でした。

埼玉県立近代美術館での企画展「戦後日本住宅伝説」 [旅・建築]



原寸図や模型、名建築と言われる住宅の数々の引き伸ばされた写真。圧巻でした。

これまで、東孝光さんの「塔の家」を、「狭くて住みづらい家」と、
勝手に意味付けしていたが、今回展示されていた原寸の平面図からは、
各階に確実に住まいとしての居心地の良さが形成されている予感がしました。

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篠原和男さんの「白の家」は、やはり大好きです。

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