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鎌倉山のチーズケーキ屋さん [旅・建築]

私たちはチーズケーキに目がありません。
いつか訪れたいと思っていたチーズケーキ屋さんに、阿夫利神社のあと立ち寄りました。
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木の葉がたの建築は斎藤裕さんによるものです。

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竣工後20年近いと思いますが、
内部の左官仕上げ壁の、
多少の汚れも気にさせないほどの圧倒的な質感に
改めてクロスやペンキでは再現しにくい手仕事の大切さを教えていただくようでした。

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チーズケーキは驚くほど滑らかで可愛らしいティーセットとともにいつになく優雅な時間でした。


#ハウスオブフレーバーズ
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阿夫利神社 [旅・建築]

先日お休みをいただき、
神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社と併設の茶寮石尊を訪れました。
両脇を商店などに挟まれた不思議な階段を15分ほど登り、
ケーブルカーを下りると・・・
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茶寮 石尊からは、
墨絵のような眺望が広がっていました。

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素晴らしい景色を楽しめるよう、
座敷、テーブル席、縁側、テラス席と、
外部にいくにつれ床レベルが下げられています。
室内の素朴な質感が差し込む光をやわらかく受け止めて・・・
神社併設の凛とした佇まいの中にたおやかさを感じる空間でした。
やさしく人を包み込む空間をつくっていきたいと思いました。

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子連れの方は特に、大山ケーブル駅最寄りの市営第二駐車場がオススメです。

#阿夫利神社
#石尊
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アアルト展 2 [旅・建築]

アアルト展の翌朝。

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雲一つないお天気のもと、雪を抱いた富士山に迎えられ・・・。

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朝の清々しい空気の中散歩しました。


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大好きなお店や崖の上のコーヒー屋さんをめぐり円覚寺まわりを散歩したり
おいしいパンを買い込み海岸でいただいたり。
キラキラした海ともりもりした山がすぐそこにあり、気持ちのよい風が吹いて・・。
なんだか楽しい気持ちになってきます。

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帰りに水族館でエイやクラゲを見て帰路につきました。

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アルヴァ・アアルト -もうひとつの自然 展 [旅・建築]

先日お休みをいただき、神奈川県立近代美術館 葉山館で開催中の「アルヴァ・アアルト -もうひとつの自然」展を見るため、葉山まで足を伸ばしてきました。


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様々な規模の建築の写真・模型・図面が一同に展示され、アアルトルームでは自由に家具や照明器具を体験できます。気持ちのよい場所柄も相まってとても楽しい展示になっていました。


アアルトは住宅に加え役場やホール・図書館など市の施設を数多く手掛けています。
それらの展示写真一枚一枚から、込められた想いが伝わってきます。

窓がちょうど座れる高さのベンチになっていたり、天井までの大きな窓でも、通風のための開く部分はすぐ手が届くところ、ちょうどよい大きさ(重さ)であったり。
複数の建築の配置方法もじつによく考えられています。

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身近に、人の心に寄り添う建築があることは、とても豊かなことだなぁと感じました。


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岐阜へ  [旅・建築]

住宅特集 2017年10月号 陶芸家 吉田次郎さんの住まいと工房を目にしてから、
設計された杉下均さんの建築を見たくなり、岐阜へ。
古道具本田さんのすぐ裏手、パン屋さんかし是(かしこ)へ。

いい匂いに誘われるように湯気で曇ったガラス扉を引くと、小さいながら吹き抜けのある、開放的な空間に迎えられる。
ぽってりとした左官仕上げのショーケースには、
まるまるした美味しそうなパン。
その脇の、奥行きのある窓辺からの光は静かにお店を明るくする。

こんなパン屋さんが近くにあったら通ってしまいそう。

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次に、駅前の杉下均さんの初期の作品、かき氷屋さん「赤鰐」と、
駅から5キロほど離れたブティックluccicareを訪れる。

その後、名古屋は名東区の北欧ヴィンテージ家具を扱うFavorへ。
若松由香さんの手織りの椅子敷きを、お店の安井さんとお話ししながら選ぶ。

もともとあった建物に手を加えたという店内は、
床は無垢の杉板、左官の壁、くぼんだ窓やそれを覆った白い布等が、
すがすがしく凛とした空気を醸しており、
まるで昔からここにあった修道院のようでした。

用途を変えて使い続けられている古い建物に魅力を感じることが多いです。
あらかじめその建物が持つ癖に対し、使う側が寛容になれたり、
つくり手の、または使い手のいっときの欲望から少し離れているからでしょうか。

新築でもそういう雰囲気をつくりたいと考えています。

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クレマチスの丘 [旅・建築]

クレマチスの丘に行ってきました。
目的は杉本博司さん設計のIZU PHOTO MUSEUMと、
ベルナール ビュフェ美術館と隣接するツリーハウス。
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PHOTO MUSEUMでは本橋成一さんの展示。
とっても興味深かったです。
どちらかというと目を背けがちな仕事に就く人々の
懐に入り込んた作品の持つ強さ。
心つかまれました。

杉本さんの建物も、とてもきれいにまとまっており、
素材感を出している分ディティールはうるさくないよう、
配慮された建築でした。

ベルナール・ビュフェは今回初めて作品を見ましたが、
力強い線、色彩、構図、どれも好みで、楽しむことができました。
一人の作家が、時間を経るごとに作風が変わっていくのを確認することもでき、
見せ方もよかったです。

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浜松では旬が終わっているアジサイがこちらでは、まさにピークを迎えていました。

近江八幡、奈良、兵庫 すこしずつ [旅・建築]



先日思い立って関西方面を訪れました。
まずはラコリーナ近江八幡。

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楽しい雰囲気がいっぱい詰まった建物でした。
色々な石が気前良く使われており、見ていてとても楽しかったです。
個人的には別棟のトイレがとてもよかったです。


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2日目は浄土寺浄土堂。鎌倉時代に創建され、昭和33年まで約770年の風雪に耐えたという国宝であります。大きな阿弥陀三尊様を納めるよう屋根はとても高く、迫力ある構造を見ることができました。


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その後 加古川市の国宝の鶴林寺を訪れ、神戸市北区の箱木家を訪れました。


翌日は奈良の志賀直哉旧宅、鹿の舟、法隆寺近くの慈光院へ。

鹿の舟では、「竈」にて定食を、
中村好文さん設計の「囀」(さえずり)にてコーヒーをいただきました。
好文さんが設計されたカフェは・・
普通のようでいて、普通でない努力を背景に感じる、
でもそんなことはあまり気にしなくっていいのよ、
楽しんでちょうだい、といった(笑)心地の良い場所でした。
例えば、あたりまえに窓を開けているようで、
それらの一つ一つは、それぞれの目的に合うよう、
還元されたかたちをし、素材をまとっており、
建築を構成する一つ一つのものをものすごく丁寧に考えてあると感じました。
そのような空間は、まろやかな光で満たされており、
それが気持ちの良さにつながっていたように思います。
生半可な気持ちで建物に向き合ってはいかんぞと、言われている気がしました。


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最後は慈光院。
お庭に面した広間は、建物全体がお茶室にもかかわらず
材の使い方や色合いが、
ちょっとバリのアマンダリにいる気分になってしまいました。
そんな風に思われた方他におられないかな・・。

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帰りたくなくなってしまいました。

再会 [旅・建築]



先週末は東京へ。
ザハ事務所に勤務している友人が帰国中とのことで、
宴の席に呼んでいただき、ありがたくおのぼり。

本来なら精力的に行きたいところですが、
前週松本に行っていたこともありやや失速気味のおのぼりでした。

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先週安曇野のちひろ美術館に行ったので、
今回は東京のちひろ美術館へ。

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中村好文さんの椅子「ララバイ」
安曇野にもありました。お母さんがお子さんに絵本を読み聞かせるために造られたとか。


宴の会場、銀座で、つい松屋銀座に上がってしまったのが間違い。
手仕事展を開催中で、思わぬ長居をしてしまい、
随分遅れて宴に出席。久しぶりの面々との再会、現況を確認しあったり、
今の自分がいる位置を再確認したり・・。


夕方浜松へとんぼ返り。
夜遅くに帰宅したら、おでんができていました。
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ちょっと感激しちゃいました。


松本 三岳村 妻籠宿 [旅・建築]



松本ぶらり旅その2

市内散策。
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敷地いっぱいに建った建物のエントランスまわりの工夫。
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10センチ。

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界隈。

その他
栞日 あがたの森公園のクラフトピクニック ラボラトリオ
八百源漬物店(わさび漬)などを訪れた。



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翌日。木曽の山奥へ。山登りをする。車で。
急斜面の上の高いところにその工房はあった。
懐かしい車が止まっていて、落ち葉を踏みしめて、
名作家具が生まれる建物の前にしばし佇む。
帰りがけ、遠くから不審そうにこちらを眺めている人。
話をしていくと「え?あげたちゃん??」
前職で随分とお世話になった方。
工房にお邪魔するのは初めてでした。

その後妻籠宿へ。
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ちょうど夕刻で、建具の開け閉てが行われており、興味深く拝見。
雨戸を上から落とし込み、障子をさらに落とし込み、最後は室内側に張り出した蔀戸のようなものを締める。

その後夕闇が少しずつこの町を包みこんだ。

松本ぶらり旅 [旅・建築]



日に日に木々の色が黄金色になっていき、
暑さが無くなりほっとするような、寂しいような日々ですね。

一昨日、一泊旅行で長野県の松本市あたりをぶらりと訪れました。
かねてから訪れたかった松本。
当初は5月のクラフトフェアの時期に松本デビューを考えていましたが、
クラフトフェアはとても混雑するので、一度ゆっくり訪れてからにしては
と、ベテランさんより教えていただき、今回の旅の運びとなりました。
ぜひ泊まるべし!とお薦め頂いた、松本市中心部にある
まるも旅館には、2ヶ月前に予約を入れました。
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7時浜松発、思ったより早く着いたため、ちょっと足を延ばし、安曇野のちひろ公園と美術館へ。
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エントランスの様子。

設計は内藤廣先生。
建物の配置計画が超人的に素晴らしい先生です。
海の博物館、グラントワなどなど、どの作品においてもその超人性が発揮されています。
ちひろ美術館では、周辺の山々の尾根のような、4つの連なった屋根が、
木立の間から見え隠れする、建物がそれだけで主張することのない配置になっていました。


内部はキンベル美術館を彷彿させるつくりでした。
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中村好文さんの椅子「ララバイ」がとても可愛かったです。
主人と座るとちょうど二人が向かい合うように作られており、
照れくさくなってしまう、なんだか素敵な椅子でした。

作品展示は、子供の目線にあわせ、絵が下向きに展示される配慮まで。

その後、松本に戻りました。続きは改めて書きます。
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