近江八幡、奈良、兵庫 すこしずつ [旅・建築]
先日思い立って関西方面を訪れました。
まずはラコリーナ近江八幡。
楽しい雰囲気がいっぱい詰まった建物でした。
色々な石が気前良く使われており、見ていてとても楽しかったです。
個人的には別棟のトイレがとてもよかったです。
2日目は浄土寺浄土堂。鎌倉時代に創建され、昭和33年まで約770年の風雪に耐えたという国宝であります。大きな阿弥陀三尊様を納めるよう屋根はとても高く、迫力ある構造を見ることができました。
その後 加古川市の国宝の鶴林寺を訪れ、神戸市北区の箱木家を訪れました。
翌日は奈良の志賀直哉旧宅、鹿の舟、法隆寺近くの慈光院へ。
鹿の舟では、「竈」にて定食を、
中村好文さん設計の「囀」(さえずり)にてコーヒーをいただきました。
好文さんが設計されたカフェは・・
普通のようでいて、普通でない努力を背景に感じる、
でもそんなことはあまり気にしなくっていいのよ、
楽しんでちょうだい、といった(笑)心地の良い場所でした。
例えば、あたりまえに窓を開けているようで、
それらの一つ一つは、それぞれの目的に合うよう、
還元されたかたちをし、素材をまとっており、
建築を構成する一つ一つのものをものすごく丁寧に考えてあると感じました。
そのような空間は、まろやかな光で満たされており、
それが気持ちの良さにつながっていたように思います。
生半可な気持ちで建物に向き合ってはいかんぞと、言われている気がしました。
最後は慈光院。
お庭に面した広間は、建物全体がお茶室にもかかわらず
材の使い方や色合いが、
ちょっとバリのアマンダリにいる気分になってしまいました。
そんな風に思われた方他におられないかな・・。
帰りたくなくなってしまいました。
2016-02-26 16:14
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