室内完成 [お仕事だより 小さな打合室]
地域に根付いた工務店の小さな打ち合わせ室。
ひとまず室内が完成しました。
壁・天井は、「手仕事を大切にしたい」という工務店の想いを反映し、
また、小さいながら、広がりを感じられるよう、白い漆喰としました。
そして、打ち合わせ用テーブルや、床のフローリングは、20年間、使い込んだものを、そのまま残しました。
作業場に面する北側の窓には、簾戸を仕立て、外が気にならないよう配慮しています。
家づくりという、ささやかな希望や夢がかたちになる楽しさを語り合える場となれば幸いです。
ひとまず室内が完成しました。
壁・天井は、「手仕事を大切にしたい」という工務店の想いを反映し、
また、小さいながら、広がりを感じられるよう、白い漆喰としました。
そして、打ち合わせ用テーブルや、床のフローリングは、20年間、使い込んだものを、そのまま残しました。
作業場に面する北側の窓には、簾戸を仕立て、外が気にならないよう配慮しています。
家づくりという、ささやかな希望や夢がかたちになる楽しさを語り合える場となれば幸いです。
解体工事 [お仕事だより 小さな打合室]
小さな打ち合わせ室 解体工事が、先月より始まりました。
解体して初めてわかることがたくさんあります。
既存の構造の成り立ちや組み方を確認します。
天井は、鉄骨の斜材より野縁を固定しています。
今回予定外ではありますが、水平を取るために野縁を組み直すことに。
大工さんが頑張ってくれました。
解体して初めてわかることがたくさんあります。
既存の構造の成り立ちや組み方を確認します。
天井は、鉄骨の斜材より野縁を固定しています。
今回予定外ではありますが、水平を取るために野縁を組み直すことに。
大工さんが頑張ってくれました。
工事開始 [お仕事だより 小さな打合室]
春先に計画した、工務店併設の打ち合わせスペースの改修。
年内をめどに工事が進んでいます。
改修前の俯瞰がこちら。
改修後がこちら。
既存の書棚と、床材は再利用。
大工さんが作った打ち合わせ机も、長さを詰めて再利用。
絵の右側、入口の木製引き戸は、加工場に隣接する場所柄、木屑が入り込まないよう工夫しています。
また、奥の部屋へ行きやすいよう、絵の左側の建具位置を調整しています。
絵の上側、北に面する横長のアルミサッシは取り替えず、
内部の壁量を増やすことで、空間に落ち着きを与えました。
一つ一つは取るに足らないことですが、これらの配慮の積み重ねが、
心地よい空間につながると考えています。
年内をめどに工事が進んでいます。
改修前の俯瞰がこちら。
改修後がこちら。
既存の書棚と、床材は再利用。
大工さんが作った打ち合わせ机も、長さを詰めて再利用。
絵の右側、入口の木製引き戸は、加工場に隣接する場所柄、木屑が入り込まないよう工夫しています。
また、奥の部屋へ行きやすいよう、絵の左側の建具位置を調整しています。
絵の上側、北に面する横長のアルミサッシは取り替えず、
内部の壁量を増やすことで、空間に落ち着きを与えました。
一つ一つは取るに足らないことですが、これらの配慮の積み重ねが、
心地よい空間につながると考えています。
近くの繋がり [インテリア]
先日、村櫛町の黒田家具工房さんのところにお邪魔しました。
その時、お願いしていた木製トレーができたということで、
届けて頂きました。
(黒田家具工房さんは、小物だけではなく、
普段はソファやキッチンといった住宅の家具設計・製作をされています。)
異なる大きさを積み重ねて使えるよう配慮されたトレー。
A4用紙入れを想定していますが、シンプルな作りで、
用途が変わってもずっと使っていけそうです。
出隅の納まり。
底面。スタッキングできるようになっています。
すぐそばに、
「こういうものがほしかった、つくりたかった」
を実現していただける方がいることは、
豊かだなあと思う次第です。
その時、お願いしていた木製トレーができたということで、
届けて頂きました。
(黒田家具工房さんは、小物だけではなく、
普段はソファやキッチンといった住宅の家具設計・製作をされています。)
異なる大きさを積み重ねて使えるよう配慮されたトレー。
A4用紙入れを想定していますが、シンプルな作りで、
用途が変わってもずっと使っていけそうです。
出隅の納まり。
底面。スタッキングできるようになっています。
すぐそばに、
「こういうものがほしかった、つくりたかった」
を実現していただける方がいることは、
豊かだなあと思う次第です。
模型 [お仕事だより 小さな打合室]
通常模型というと、1/100の大きさで作ることが多いですが
今回の計画では、久しぶりに1/30の大きさで作りました。
縮尺を大きくすることで、空間がより身近に感じられます。
そのまま使うものや、新しく作り替えるものが、
違和感なく、小さな空間に納まるように。
一部屋を改修する予定です。
クレマチスの丘 [旅・建築]
クレマチスの丘に行ってきました。
目的は杉本博司さん設計のIZU PHOTO MUSEUMと、
ベルナール ビュフェ美術館と隣接するツリーハウス。
PHOTO MUSEUMでは本橋成一さんの展示。
とっても興味深かったです。
どちらかというと目を背けがちな仕事に就く人々の
懐に入り込んた作品の持つ強さ。
心つかまれました。
杉本さんの建物も、とてもきれいにまとまっており、
素材感を出している分ディティールはうるさくないよう、
配慮された建築でした。
ベルナール・ビュフェは今回初めて作品を見ましたが、
力強い線、色彩、構図、どれも好みで、楽しむことができました。
一人の作家が、時間を経るごとに作風が変わっていくのを確認することもでき、
見せ方もよかったです。
浜松では旬が終わっているアジサイがこちらでは、まさにピークを迎えていました。
目的は杉本博司さん設計のIZU PHOTO MUSEUMと、
ベルナール ビュフェ美術館と隣接するツリーハウス。
PHOTO MUSEUMでは本橋成一さんの展示。
とっても興味深かったです。
どちらかというと目を背けがちな仕事に就く人々の
懐に入り込んた作品の持つ強さ。
心つかまれました。
杉本さんの建物も、とてもきれいにまとまっており、
素材感を出している分ディティールはうるさくないよう、
配慮された建築でした。
ベルナール・ビュフェは今回初めて作品を見ましたが、
力強い線、色彩、構図、どれも好みで、楽しむことができました。
一人の作家が、時間を経るごとに作風が変わっていくのを確認することもでき、
見せ方もよかったです。
浜松では旬が終わっているアジサイがこちらでは、まさにピークを迎えていました。
豊田市美術館 [日々だより]
ここのところ進めていた仕事がひと段落したので、
ちょっと息抜き。
改修後初めて豊田市美術館をふらりと訪れました。
いつになく込み合っているのは、
デトロイト美術館展で、ゴッホやモネ、ルノワール等、
著名な絵画に触れることができるからでしょうか。
個人的には、キルヒナーの山々の美しい絵画を、スイスのキルヒナー美術館を学生時代に訪れて以来久しぶりに鑑賞でき、懐かしい気持ちになりました。
訪れるたび新しい発見がある豊田市美術館。
改めてこのような建築を経験すると、建築家が強い信念を持ちその人にしか見えていない世界を実現・可視化することは、とても重要なことのように思えてなりません。
できあがるまでは、時に理解されなかったとしても。
ちょっと息抜き。
改修後初めて豊田市美術館をふらりと訪れました。
いつになく込み合っているのは、
デトロイト美術館展で、ゴッホやモネ、ルノワール等、
著名な絵画に触れることができるからでしょうか。
個人的には、キルヒナーの山々の美しい絵画を、スイスのキルヒナー美術館を学生時代に訪れて以来久しぶりに鑑賞でき、懐かしい気持ちになりました。
訪れるたび新しい発見がある豊田市美術館。
改めてこのような建築を経験すると、建築家が強い信念を持ちその人にしか見えていない世界を実現・可視化することは、とても重要なことのように思えてなりません。
できあがるまでは、時に理解されなかったとしても。
日々のこと [食卓ときどきバルコニー菜園より]
家で育てているブルーベリーが少しずつ食べごろに。
同じく自家菜園のスペアミントを添えていただきました。
ここのところ7キロほど梅仕事も。
梅干し
梅酢ジュース
梅酵素シロップを少しずつ。
酵素シロップはちょうど飲み頃。
じめじめを吹き飛ばしてくれて、まさにこの季節の飲み物。